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無力
ふりがな文庫
“無力”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むりよく
50.0%
オーンマハト
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むりよく
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
依然
(
いぜん
)
として
無能
(
むのう
)
無力
(
むりよく
)
に
鎖
(
と
)
ざされた
扉
(
とびら
)
の
前
(
まへ
)
に
取
(
と
)
り
殘
(
のこ
)
された。
彼
(
かれ
)
は
平生
(
へいぜい
)
自分
(
じぶん
)
の
分別
(
ふんべつ
)
を
便
(
たより
)
に
生
(
い
)
きて
來
(
き
)
た。
其
(
その
)
分別
(
ふんべつ
)
が
今
(
いま
)
は
彼
(
かれ
)
に
祟
(
たゝ
)
つたのを
口惜
(
くちをし
)
く
思
(
おも
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかも
平生
(
へいぜい
)
の
自分
(
じぶん
)
より
遙
(
はる
)
かに
無力
(
むりよく
)
無能
(
むのう
)
な
赤子
(
あかご
)
であると、
更
(
さら
)
に
自分
(
じぶん
)
を
認
(
みと
)
めざるを
得
(
え
)
なくなつた。
彼
(
かれ
)
に
取
(
と
)
つては
新
(
あた
)
らしい
發見
(
はつけん
)
であつた。
同時
(
どうじ
)
に
自尊心
(
じそんしん
)
を
根絶
(
こんぜつ
)
する
程
(
ほど
)
の
發見
(
はつけん
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
無力(むりよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
オーンマハト
(逆引き)
先づ其魂を襲ひ來る可き無限の寂寞と恐怖と
無力
(
オーンマハト
)
の自覺とは眉を壓する許り鮮かに自分の想像に迫つて來る。
三太郎の日記 第一
(旧字旧仮名)
/
阿部次郎
(著)
無力(オーンマハト)の例文をもっと
(1作品)
見る
“無力”の意味
《名詞》
無 力(むりょく、むりき、ぶりょく)
能力・体力・勢力・財力などの力がないこと。またはそのさま。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙
検索の候補
大力無双
無気力漢
無気力
無氣力
無理力
無能力
無邊力
怪力無双
豪力無双
無引力空間
“無力”のふりがなが多い著者
阿部次郎
夏目漱石