“オーンマハト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無力50.0%
知覚喪失50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先づ其魂を襲ひ來る可き無限の寂寞と恐怖と無力オーンマハトの自覺とは眉を壓する許り鮮かに自分の想像に迫つて來る。
三太郎の日記 第一 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)
さて法水君、僕の心像鏡的証明法は、遺憾ながら知覚喪失オーンマハトだ。だいたい廻転椅子がどうだろうがこうだろうが、結局あの蒼白く透き通った歯齦はぐきを見ただけで、僕は辞表をけてもいいと思う。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)