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渉
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わたり
ふりがな文庫
“
渉
(
わたり
)” の例文
余
(
よ
)
は人に
助
(
たす
)
けられて
高所
(
たかきところ
)
に
逃登
(
にげのぼ
)
り
遙
(
はるか
)
に
駅中
(
えきちゆう
)
を
眺
(
のぞめ
)
ば、
提灯
(
ちやうちん
)
炬
(
たいまつ
)
を
燈
(
とも
)
しつれ大勢の男ども
手
(
てに
)
々に
木鋤
(
こすき
)
をかたげ、雪を
越
(
こえ
)
水を
渉
(
わたり
)
て
声
(
こゑ
)
をあげてこゝに
来
(
きた
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
丁
(
ちやん
)
と
渉
(
わたり
)
が付いてゐるんだから、
阿母
(
おつか
)
さんは
傍
(
そば
)
から『ちやほや』して、そりや貴方、
真面目
(
まじめ
)
ぢや見ちやゐられないお
手厚
(
てあつ
)
さ加減なんだから、那奴は図に乗つて了つて、やあ、風呂を
沸
(
わか
)
せだ事の
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さて狐
善
(
よ
)
く氷を
聴
(
きく
)
と
言
(
いふ
)
事、
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)
に見ゆ。こは本朝にても今猶
諏訪
(
すは
)
の
湖水
(
こすゐ
)
は狐
渉
(
わたり
)
しを
視
(
み
)
て人
渉
(
わた
)
りはじむ、
和漢
(
わかん
)
相同じ。狐の火を
為
(
な
)
す
説
(
せつ
)
はさま/″\あれどみな
信
(
うけ
)
がたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
渉
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“渉”を含む語句
交渉
跋渉
干渉
徒渉
渉猟
渡渉
盤渉調
没交渉
渉漁
盤渉
博渉家
沒交渉
関渉
畿内跋渉
猟渉
無交渉
漫渉
渡渉退却
秇苑日渉
行渉
...