“関渉”の読み方と例文
読み方割合
かんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこまでもそれに付け込んで彼女の名誉や生命にまで関渉かんしょうせんとするときには、どっこい、それは不可いかんと毅然としてこれをしりぞける。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
彼が在職の日たる、外交上の一大過渡の一大時機たりしにかかわらず、彼は事実においては、外交の上について多くの関渉かんしょうを有せざりき。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
彼が嘉永三年における鎮西の旅行は、彼が生涯において浅からぬ関渉かんしょうを与えたりき。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)