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波状
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はじやう
この
中を、
折れて
飛んだ
青い
銀杏の
一枝が、ざぶり/\と
雨を
灌いで、
波状に
宙を
舞ふ
形は、
流言の
鬼の
憑ものがしたやうに
目的の
海岸——
某地に
着くと、
海を
三方——
見晴して、
旅館の
背後に
山がある。
上に
庚申のほこらがあると
聞く。……
町並、また
漁村の
屋根を、
隨處に
包んだ
波状の
樹立のたゝずまひ。
“波状”の意味
《名詞》
波が起伏するような形状。
波が打ち寄せたり引いたりするさま。また、そのように同じことを何度も繰り返して行うさま。
(出典:Wiktionary)