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正坊
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しょうぼう
ふりがな文庫
“
正坊
(
しょうぼう
)” の例文
「おしいことをしたなあ」と、団長をはじめ、
留
(
とめ
)
じいさんもお
千代
(
ちよ
)
さんも、
正坊
(
しょうぼう
)
も五郎も、馬の死がいをとりまいてなげきました。
正坊とクロ
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
これを
見
(
み
)
ると、おじいさんは、びっくりして、「
正坊
(
しょうぼう
)
じゃないか……。」といって、もうすこしで
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
そうとしたのです。
銅像と老人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なア。よく、きけ。キサマの口の悪いのはかねて承知だが、云っていいことと、悪いこととあるぞ。ウチの
正坊
(
しょうぼう
)
の将棋がモノにならねえと云ったな」
町内の二天才
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「こうして、
毎日
(
まいにち
)
、
幾度
(
いくど
)
となくかけたり、はずしたりするからゆるんだにちがいない。いまに
正坊
(
しょうぼう
)
が
起
(
お
)
きてきたら、さがしてもらいましょう。」
小さなねじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正坊
(
しょうぼう
)
は
初日
(
しょにち
)
のはしごのりで、足をひねってすじをつらせ、となり村の病院にはいっているのです。
正坊とクロ
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
「どこの
子
(
こ
)
だろう……かわいそうに。そして、
親
(
おや
)
たちは、また、なんという
不注意
(
ふちゅうい
)
なんだろう……。うちの
正坊
(
しょうぼう
)
は、いまごろどうしているかしらん……。」
銅像と老人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正坊
(
しょうぼう
)
は手のひらに丸薬をのせて、右手でかるく、クロの鼻のうえをなでさすりました。
正坊とクロ
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「
正坊
(
しょうぼう
)
や、いってくるぞ。
帰
(
かえ
)
りには、たくさん
土産
(
みやげ
)
を
持
(
も
)
ってきてやるから、おとなしくして
待
(
ま
)
っているのだぞ。」と、おじいさんは、
正吉
(
しょうきち
)
の
頭
(
あたま
)
をなでました。
銅像と老人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「これからおちついて
勉強
(
べんきょう
)
しなければならない。おちついてやりさえすれば、
正坊
(
しょうぼう
)
はよくできるのだから。」
おさらい帳
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「はい、ありがとうございます。なに、
寝冷
(
ねび
)
えなんでございますよ。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、お
礼
(
れい
)
をいいながら、どうして、こう
早
(
はや
)
く
近所
(
きんじょ
)
の
方
(
かた
)
がたに、
正坊
(
しょうぼう
)
の
病気
(
びょうき
)
ということがわかったろうかと
幼き日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“正”で始まる語句
正
正午
正直
正面
正月
正気
正体
正鵠
正宗
正行