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歎美
ふりがな文庫
“歎美”の読み方と例文
読み方
割合
たんび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんび
(逆引き)
隋
(
ずゐ
)
の
文帝
(
ぶんてい
)
の
宮中
(
きうちう
)
には、
桃花
(
たうくわ
)
の
粧
(
よそほひ
)
あり。
其
(
そ
)
の
趣
(
おもむき
)
相似
(
あひに
)
たるもの
也
(
なり
)
。
皆
(
みな
)
色
(
いろ
)
を
衒
(
てら
)
ひ
寵
(
ちよう
)
を
售
(
う
)
りて、
君
(
きみ
)
が
意
(
こゝろ
)
を
傾
(
かたむ
)
けんとする
所以
(
ゆゑん
)
、
敢
(
あへ
)
て
歎美
(
たんび
)
すべきにあらずと
雖
(
いへど
)
も、
然
(
しか
)
れども
其
(
そ
)
の
志
(
こゝろざし
)
や
可憐也
(
かれんなり
)
。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
燕王をして、丘将軍の功は我
之
(
これ
)
を知る、と
歎美
(
たんび
)
せしむるに至る。故に王の功臣を賞するに及びて、福
其
(
その
)
首
(
しゅ
)
たり、
淇国公
(
きこくこう
)
に
封
(
ほう
)
ぜらる。
其
(
その
)
他
(
た
)
将士の
鷙悍驁雄
(
しかんごうゆう
)
の者も、
亦
(
また
)
甚
(
はなは
)
だ
少
(
すくな
)
からず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
歎美(たんび)の例文をもっと
(2作品)
見る
“歎美”の意味
《名詞》
歎美(たんび、「嘆美」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
感心して賞賛すること。
(出典:Wiktionary)
歎
漢検準1級
部首:⽋
15画
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
“歎”で始まる語句
歎
歎息
歎願
歎異抄
歎声
歎異鈔
歎賞
歎悲
歎服
歎聲
“歎美”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
幸田露伴
泉鏡花