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棧道
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さんだう
ふりがな文庫
“
棧道
(
さんだう
)” の例文
新字:
桟道
景色
(
けしき
)
は
大
(
おほき
)
いが
變化
(
へんくわ
)
に
乏
(
とぼ
)
しいから
初
(
はじ
)
めての
人
(
ひと
)
なら
兔
(
と
)
も
角
(
かく
)
、
自分
(
じぶん
)
は
既
(
すで
)
に
幾度
(
いくたび
)
か
此海
(
このうみ
)
と
此
(
この
)
棧道
(
さんだう
)
に
慣
(
な
)
れて
居
(
ゐ
)
るから
強
(
しひ
)
て
眺
(
なが
)
めたくもない。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
江
(
え
)
の
浦
(
うら
)
へ一
時半
(
じはん
)
の
間
(
あひだ
)
は
上
(
のぼり
)
であるが
多少
(
たせう
)
の
高低
(
かうてい
)
はある。
下
(
くだ
)
りもある。
喇叭
(
らつぱ
)
も
吹
(
ふ
)
く、
斯
(
か
)
くて
棧道
(
さんだう
)
にかゝつてから
第
(
だい
)
一の
停留所
(
ていりうじよ
)
に
着
(
つ
)
いた
所
(
ところ
)
の
名
(
な
)
は
忘
(
わす
)
れたが
此處
(
こゝ
)
で
熱海
(
あたみ
)
から
來
(
く
)
る
人車
(
じんしや
)
と
入
(
い
)
りちがへるのである。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
棧
部首:⽊
12画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“棧”で始まる語句
棧
棧敷
棧橋
棧留
棧俵法師
棧俵
棧径
棧敷席