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末吉
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すゑよし
ふりがな文庫
“
末吉
(
すゑよし
)” の例文
それでいろ/\
手
(
て
)
が
引
(
ひ
)
けなくつて、
漸
(
やうや
)
く七
月
(
ぐわつ
)
十一
日
(
にち
)
に
末吉
(
すゑよし
)
へ
駈付
(
かけつ
)
けて
見
(
み
)
ると、
貝殼
(
かひがら
)
の
山
(
やま
)
だけ
白
(
しろ
)
く
遺
(
のこ
)
つて、あゝ
因業
(
ゐんがう
)
な
親分等
(
おやぶんら
)
は、
一人
(
ひとり
)
も
影
(
かげ
)
を
見
(
み
)
せぬのであつた。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
平野郷は城代土井の領分八万石の内一万石の土地で、
七名家
(
しちめいか
)
と云ふ土着のものが支配してゐる。其中の
末吉
(
すゑよし
)
平左衛門、
中瀬
(
なかせ
)
九郎兵衛の二人が、美吉屋から帰つた女中の話を聞いて、
郷
(
がう
)
の
陣屋
(
ぢんや
)
に訴へた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
それからは
霎時
(
しばらく
)
遠
(
とほ
)
ざかつて
居
(
ゐ
)
たが、四十一
年
(
ねん
)
六
月
(
ぐわつ
)
四
日
(
か
)
に、
一人
(
ひとり
)
で
寺尾
(
てらを
)
、
子安
(
こやす
)
、
篠原
(
しのはら
)
、
大網
(
おほあみ
)
、
樽
(
たる
)
、
駒岡
(
こまをか
)
の
諸遺跡
(
しよゐせき
)
を
過
(
す
)
ぎて、
末吉
(
すゑよし
)
に
掛
(
かゝ
)
つて
來
(
く
)
ると、
這
(
こ
)
は
抑
(
そ
)
も
如何
(
いか
)
に、
這
(
こ
)
は
如何
(
いか
)
にである。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
玄子
(
げんし
)
は
器具
(
きぐ
)
など
擔
(
かつ
)
ぎ、
鶴見
(
つるみ
)
にて
電車
(
でんしや
)
を
降
(
お
)
り、
徒歩
(
とほ
)
にて
末吉
(
すゑよし
)
に
著
(
つ
)
いた。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“末吉”で始まる語句
末吉真吾
末吉貝塚