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かか
ふりがな文庫
“
書
(
かか
)” の例文
と
書
(
かか
)
れているが、私はそれを多少仏体に似た岩を偶然発見したものと
見做
(
みな
)
して、どうも此岩を古く見た人がある為に伝説が生じたとは信じ兼ねるのである。
利根川水源地の山々
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
信吾は心に、
怎
(
ど
)
ういふ連想からか、かの「恋ざめ」に
書
(
かか
)
れてある
事実
(
こと
)
——
否
(
いな
)
あれを書く時の作者の心持、否、あれを読んだ時の信吾自身の心持を思出してゐた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
是
(
これ
)
が罪になって地獄の
鉄札
(
てっさつ
)
にでも
書
(
かか
)
れはせぬかと、
今朝
(
けさ
)
も仏様に朝茶
上
(
あげ
)
る時
懺悔
(
ざんげ
)
しましたから、爺が勧めて爺が
廃
(
よ
)
せというは
黐竿
(
もちざお
)
握らせて
殺生
(
せっしょう
)
を禁ずる
様
(
よう
)
な者で真に
云憎
(
いいにく
)
き意見なれど
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
又それが連帯債務と言ふだらうけれど、一文だつて自分が
費
(
つか
)
つたのでもないのに、この間九十円といふものを取られた上に、又改めて五百円の証書を
書
(
かか
)
される!
余
(
あんま
)
り馬鹿々々しくて話にならん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
『誠』と
書
(
かか
)
れてあつた
小熊秀雄全集-11:詩集(10)風物詩篇
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“書”を含む語句
文書
添書
書籍
表書
艶書
遺書
上書
書状
筋書
書物
口書
能書
書記
読書
書面
草書
御書
手書
願書
書机
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