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めいさい
ふりがな文庫
“
明細
(
めいさい
)” の例文
申立しにより
段々
(
だん/\
)
吟味
(
ぎんみ
)
の上終に甚兵衞は
包
(
つゝ
)
み
課
(
おほ
)
せず因て元惣内と申せし事より其外人殺し等の事まで
明細
(
めいさい
)
白状
(
はくじやう
)
に及びしとぞ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
或時
(
あるとき
)
徒然
(
つれ/″\
)
なるに
任
(
まか
)
せて、
書物
(
しよもつ
)
の
明細
(
めいさい
)
な
目録
(
もくろく
)
を
編成
(
へんせい
)
し、
書物
(
しよもつ
)
の
背
(
せ
)
には
札
(
ふだ
)
を一々
貼付
(
はりつ
)
けたが、
這麼機械的
(
こんなきかいてき
)
な
單調
(
たんてう
)
な
仕事
(
しごと
)
が、
却
(
かへ
)
つて
何故
(
なにゆゑ
)
か
奇妙
(
きめう
)
に
彼
(
かれ
)
の
思想
(
しさう
)
を
弄
(
ろう
)
して、
興味
(
きようみ
)
をさへ
添
(
そ
)
へしめてゐた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
著書を
配布
(
はいふ
)
す可き二百幾名の住所姓名を一々
明細
(
めいさい
)
に書いて来た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
或時
(
あるとき
)
徒然
(
つれづれ
)
なるに
任
(
まか
)
せて、
書物
(
しょもつ
)
の
明細
(
めいさい
)
な
目録
(
もくろく
)
を
編成
(
へんせい
)
し、
書物
(
しょもつ
)
の
背
(
せ
)
には
札
(
ふだ
)
を一々
貼付
(
はりつ
)
けたが、こんな
機械的
(
きかいてき
)
な
単調
(
たんちょう
)
な
仕事
(
しごと
)
が、
却
(
かえ
)
って
何故
(
なにゆえ
)
か
奇妙
(
きみょう
)
に
彼
(
かれ
)
の
思想
(
しそう
)
を
弄
(
ろう
)
して、
興味
(
きょうみ
)
をさえ
添
(
そ
)
えしめていた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
爲
(
なせ
)
しやも計り難し此度浪人文右衞門の一件も久兵衞が
仕業
(
しわざ
)
に
相違
(
さうゐ
)
是
(
これ
)
なきやに存じられ候間何卒御
糺明
(
きうめい
)
の
上
(
うへ
)
文右衞門出牢仰せ付られ候樣願ひ奉つると
事
(
こと
)
明細
(
めいさい
)
に申立ければ越前守殿聞置たりとのことにて如何に久兵衞白状せぬかと申さるゝに久兵衞は
差俯向
(
さしうつむき
)
し
儘
(
まゝ
)
一
向
(
かう
)
無言
(
むごん
)
なれば半四郎は
堪
(
こら
)
へ
兼
(
かね
)
ヤイ久兵衞某し罷り
出
(
いづ
)
る上は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“明細(
明細書
)”の解説
明細書 (めいさい-しょ、または、めいさい-がき ) とは、内容を細かく記すること。また、細かく記した書類。
(出典:Wikipedia)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“明細”で始まる語句
明細書