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新枕
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にひまくら
ふりがな文庫
“
新枕
(
にひまくら
)” の例文
見るに
衣裳
(
なり
)
は
見苦
(
みぐる
)
しけれども色白くして
人品
(
ひとがら
)
能く
鄙
(
ひな
)
に
稀
(
まれ
)
なる美男なれば
心
(
こゝろ
)
嬉敷
(
うれしく
)
閨
(
ねや
)
に
伴
(
ともな
)
ひつゝ終に
新枕
(
にひまくら
)
を
交
(
かは
)
せし故是より吉三郎もお菊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
このくすぐつたさを
處女
(
しよぢよ
)
だとすると、つら/\
惟
(
おもんみ
)
るに、
媒灼人
(
なかうど
)
をいれた
新枕
(
にひまくら
)
が、
一種
(
いつしゆ
)
の……などは、だれも
聞
(
き
)
かないであらうか、なあ、みゝづく。……
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そは
某
(
なにがし
)
といふ伯爵の殿なりき。又此の如き壻を知りたり。唯だ婦は此の如く打明けて物言ふ
性
(
さが
)
ならねば、
新枕
(
にひまくら
)
の樂しさを殿に讓りて、おのれは
新佛
(
しんぼとけ
)
の通夜することゝなりぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
それどころぢやありませんよ、大變も唯の大變ぢやねえ。お膝元の佐久間町で、花嫁が一人、
新枕
(
にひまくら
)
の床の中で殺されたんだ。あつしの家の近所だから、親類衆が
束
(
たば
)
になつて飛んで來て、錢形の親分の首へ繩を
銭形平次捕物控:287 血塗られた祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
初鴉
(
はつからす
)
東の方を
新枕
(
にひまくら
)
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
▼ もっと見る
承
(
うけた
)
まはり候へば
此廓
(
このさと
)
の火宅を今日しも
御放
(
おはな
)
れ候て
凉
(
すゞ
)
しき方へ
御根引
(
おねびき
)
の
花
(
はな
)
珍敷
(
めづらしき
)
新枕
(
にひまくら
)
御羨敷
(
おうらやましき
)
は物かは
殊
(
こと
)
に殿には
木
(
き
)
そもじ樣は
土
(
つち
)
陰陽
(
いんやう
)
を起し
陽
(
やう
)
は
養
(
やう
)
にして一
生
(
しやう
)
養
(
やしな
)
ふを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
“新”で始まる語句
新
新造
新聞
新手
新橋
新羅
新宿
新道
新田
新嘉坡