“にひまくら”の漢字の書き方と例文
語句割合
新枕100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それどころぢやありませんよ、大變も唯の大變ぢやねえ。お膝元の佐久間町で、花嫁が一人、新枕にひまくらの床の中で殺されたんだ。あつしの家の近所だから、親類衆がたばになつて飛んで來て、錢形の親分の首へ繩を
初鴉はつからす東の方を新枕にひまくら
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
うけたまはり候へば此廓このさとの火宅を今日しも御放おはなれ候てすゞしき方へ御根引おねびきはな珍敷めづらしき新枕にひまくら御羨敷おうらやましきは物かはことに殿にはそもじ樣はつち陰陽いんやうを起しやうやうにして一しやうやしなふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)