新室にひむろ)” の例文
毎年まいねんれがすむと、やはりいへつくりかへ、あるひ屋根やねへたりして、おなじく、新室にひむろのうたげをおこなひました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
新室にひむろしづ手玉ただまらすもたまごとりたるきみうちへとまをせ 〔巻十一・二三五二〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
新室にひむろに帰りこよかし、いざさらば
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ああ、新妻にひつま新室にひむろや。
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
これなどはいかにも、旅行中りよこうちゆう新室にひむろえんらしく、あかるくてゆったりとした、よいおうたであります。現在げんざいかやが、むかうにえてゐる、とをしへてゐられるのではありません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
旅行りよこうをしたさきで、いつもあたらしく小屋こやがけをして、それに宿やどりました。さうしてかならず、その小屋こやをほめたゝへるうたんで、宴會えんかいひらきました。これを、新室にひむろうたげといひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)