“にひむろ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ニヒムロ
語句割合
新室100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ、新妻にひつま新室にひむろや。
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
これなどはいかにも、旅行中りよこうちゆう新室にひむろえんらしく、あかるくてゆったりとした、よいおうたであります。現在げんざいかやが、むかうにえてゐる、とをしへてゐられるのではありません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
旅行りよこうをしたさきで、いつもあたらしく小屋こやがけをして、それに宿やどりました。さうしてかならず、その小屋こやをほめたゝへるうたんで、宴會えんかいひらきました。これを、新室にひむろうたげといひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)