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打笑
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うちえ
ふりがな文庫
“
打笑
(
うちえ
)” の例文
年は廿七とか、
丈
(
たけ
)
高く、女子の中にもかゝる美しき人はあまた見がたかるべし、物言ひ
打笑
(
うちえ
)
むとき頬のほどさと赤うなる。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
(と
打笑
(
うちえ
)
み)
筧
(
かけひ
)
の下に、
梨
(
ありのみ
)
が
冷
(
ひや
)
してござんす、上げましょう。(と夕顔の蔭に立廻る。)
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
答
(
こた
)
へると
彼
(
かれ
)
は
莞爾
(
につこ
)
と
打笑
(
うちえ
)
み、こも/″\
三人
(
みたり
)
と
握手
(
あくしゆ
)
して、
其儘
(
そのまゝ
)
舷梯
(
げんてい
)
を
降
(
くだ
)
り、
先刻
(
せんこく
)
から
待受
(
まちう
)
けて
居
(
を
)
つた
小蒸滊船
(
こじやうきせん
)
に
身
(
み
)
を
移
(
うつ
)
すと、
小蒸滊船
(
こじやうきせん
)
は
忽
(
たちま
)
ち
波
(
なみ
)
を
蹴立
(
けた
)
てゝ、
波止塲
(
はとば
)
の
方
(
かた
)
へと
歸
(
かへ
)
つて
行
(
ゆ
)
く
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
殿様は御機嫌よろしく
打笑
(
うちえ
)
まれまして
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
密
(
ひそ
)
かに我腕を我と握りて
打笑
(
うちえ
)
みたり。
良夜
(新字新仮名)
/
饗庭篁村
(著)
▼ もっと見る
と、さびしげに姉は
打笑
(
うちえ
)
んだ。
稚子ヶ淵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
『これ、
水兵
(
すいへい
)
、
少年
(
せうねん
)
は
痛
(
ひど
)
く
疲勞
(
つかれ
)
て
居
(
を
)
る、あまり
騷
(
さわ
)
いではいかぬ』と
打笑
(
うちえ
)
みつゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
と
棄鞭
(
すてむち
)
の
遁構
(
にげがま
)
えで、駒の
頭
(
かしら
)
を
立直
(
たてなお
)
すと、なお
打笑
(
うちえ
)
み
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と奉行は
打笑
(
うちえ
)
まれまして
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『それです』と
大佐
(
たいさ
)
は
莞爾
(
につこ
)
と
打笑
(
うちえ
)
みつゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
(また
打笑
(
うちえ
)
む。)
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“打笑”で始まる語句
打笑乍