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戦
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せん
ふりがな文庫
“
戦
(
せん
)” の例文
旧字:
戰
平岡の言葉は
言訳
(
いひわけ
)
と云はんより寧ろ挑
戦
(
せん
)
の調子を帯びてゐる様に
聞
(
き
)
こえた。
襯衣
(
シヤツ
)
も
股引
(
もゝひき
)
も
着
(
つ
)
けずにすぐ
胡坐
(
あぐら
)
をかいた。
襟
(
えり
)
を
正
(
たゞ
)
しく
合
(
あは
)
せないので、
胸毛
(
むなげ
)
が少し
出
(
で
)
ゝゐる。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
川島郷の七人衆の原士、あの方々も
寛永
(
かんえい
)
の昔、
島原
(
しまばら
)
の一
揆
(
き
)
戦
(
せん
)
がみじめな敗れとなった時、
天草灘
(
あまくさなだ
)
から海づたいに、阿波へ
漂泊
(
ひょうはく
)
してきた落武者の子孫なのでございました。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陛下の愛信して
股肱
(
ここう
)
とする海陸軍警視の勢威を左右にひっさげ、りん然として下に臨み、民心をして
戦
(
せん
)
りつするところあらしむべしと上書している中で、同時に窮困不平の士族を政府に馴致し
望郷:――北海道初行脚――
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
暗夜
(
あんや
)
の空を一
文字
(
もんじ
)
にかけり、いまや三
角
(
かく
)
戦
(
せん
)
のまっ
最中
(
さいちゅう
)
である
人穴城
(
ひとあなじょう
)
の真上まで飛んできた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
“戦”を含む語句
戦慄
合戦
戦闘
戦争
戦々兢々
大戦
戦場
挑戦
戦袍
打戦
戦人
戦車
戦死
勝戦
戦線
戦争中
一戦
復讐戦
戦巧者
戦争後
...