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揆
ふりがな文庫
“揆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
き
95.8%
おこ
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
き
(逆引き)
しかも一
揆
(
き
)
が、かりそめの百姓一揆とちがって、手強い底力を持っていることが知れるに従って、一藩の人心はいよいよ猛り立った。
恩を返す話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「
下總
(
しもふさ
)
だ——宇佐美家の所領へ行つて訊いたら、みんな一ぺんにわかるだらう。丁度今百姓一
揆
(
き
)
が起きかけて、ブスブス
燻
(
いぶ
)
つてゐるさうだ」
銭形平次捕物控:195 若党の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
揆(き)の例文をもっと
(23作品)
見る
おこ
(逆引き)
彼等は皆過去の十一箇月を
虚
(
あだ
)
に送りて、一秒の
塵
(
ちり
)
の積める弐千余円の大金を
何処
(
いづく
)
にか振落し、後悔の
尾
(
しり
)
に立ちて今更に
血眼
(
ちまなこ
)
を
瞪
(
みひら
)
き、草を分け、瓦を
揆
(
おこ
)
しても、その
行方
(
ゆくへ
)
を尋ねんと為るにあらざるなし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
揆(おこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
揆
漢検1級
部首:⼿
12画
“揆”を含む語句
一揆
百姓一揆
一向一揆
土一揆
一揆方
切支丹一揆
同揆
天草一揆
柊揆
繭糸一揆
農民一揆
門徒一揆
“揆”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
柴田宵曲
尾崎紅葉
井上円了
吉川英治
南方熊楠
大隈重信
佐々木味津三
菊池寛
夏目漱石