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御本
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ごほん
ふりがな文庫
“
御本
(
ごほん
)” の例文
り世間も何だか
騷々
(
さう/″\
)
しく本も
讀
(
よん
)
でも身に成ませねば
二更
(
よつ
)
でも打て親父が寢てから
密
(
そつ
)
と忍んでゆき
御本
(
ごほん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
善「まだ殿様はおしずまりなされぬようで、まだ
御本
(
ごほん
)
のお声が聞えますくらい、
先
(
ま
)
ずお
這入
(
はい
)
り」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此の
御本
(
ごほん
)
の先生を、
最
(
も
)
う其は……
贔屓
(
ひいき
)
な夫人があつて、其の
方
(
かた
)
が私を飼つて、
口移
(
くちうつ
)
しに
餌
(
え
)
を飼つたんです。私は
接吻
(
キッス
)
をする鳥でせう。
而
(
そ
)
してね、先生の
許
(
とこ
)
へ贈りものになつて、私は行つたんです。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鉢
(
はち
)
かつぎが
子供
(
こども
)
の
時
(
とき
)
、おかあさんから
習
(
なら
)
ったことは、
昔
(
むかし
)
の
御本
(
ごほん
)
を
読
(
よ
)
んだり、
和歌
(
わか
)
を
詠
(
よ
)
んだり、
琴
(
こと
)
や
琵琶
(
びわ
)
をひいたりすることばかりでした。でもそんなことは
女中
(
じょちゅう
)
のしごとには
何
(
なん
)
の
役
(
やく
)
にも
立
(
た
)
ちません。
鉢かつぎ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
御本
(
ごほん
)
を読んでおくれ、お前の声のきこえるうちは私も生きてゐたい。
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
▼ もっと見る
「
御本
(
ごほん
)
を讀んでたの。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
開て忠兵衞が若旦那樣
相變
(
あひかは
)
らず今日も
御本
(
ごほん
)
で御座りますかと進み
這入
(
はひる
)
に此方は見返へりオヽ
誰
(
たれ
)
かと思へば
管伴
(
ばんたう
)
忠兵衞
昨今
(
さくこん
)
水揚
(
みづあげ
)
の
荷物
(
にもつ
)
ありて店は
大層
(
たいそう
)
いそがしいと聞しに今頃何用にて
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“御本”で始まる語句
御本尊
御本屋
御本人
御本体
御本腹
御本丸
御本望
御本地
御本心
御本性