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後甲板
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こうかんぱん
ふりがな文庫
“
後甲板
(
こうかんぱん
)” の例文
船長
(
せんちやう
)
も
一等運轉手
(
チーフメート
)
も
度
(
ど
)
を
失
(
うしな
)
つて、
船橋
(
せんけう
)
を
驅
(
か
)
け
上
(
あが
)
り、
驅
(
か
)
け
降
(
くだ
)
り、
後甲板
(
こうかんぱん
)
に
馳
(
は
)
せ、
前甲板
(
ぜんかんぱん
)
に
跳
(
おど
)
り
狂
(
くる
)
ふて、
聲
(
こゑ
)
を
限
(
かぎ
)
りに
絶叫
(
ぜつけう
)
した。
水夫
(
すゐふ
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
後甲板
(
こうかんぱん
)
には、ロシアの役者が大ぜい乗っていた。それが男は、たいてい、うすぎたない日本の
浴衣
(
ゆかた
)
をひっかけている。
出帆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
時は八月の九日午後二時——三時、
処
(
ところ
)
は横浜を北へ去る少くとも五百
海浬
(
かいり
)
の海上、今やまさに
津軽
(
つがる
)
海峡の中間を進行しつつある観光船高麗丸の
後甲板
(
こうかんぱん
)
。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
兵曹姿の清少年と、紺色の
水兵服
(
セーラー
)
をきた燁代さんは、武田博士に連れられて、まだうす暗いうちに
後甲板
(
こうかんぱん
)
へ出た。
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
更
(
さら
)
に
驚愕
(
おどろ
)
いたのは、
船橋
(
せんけう
)
の
船長
(
せんちやう
)
、
後甲板
(
こうかんぱん
)
の
一等運轉手
(
いつとううんてんしゆ
)
、
二等運轉手
(
にとううんてんしゆ
)
、
三等運轉手
(
さんとううんてんしゆ
)
、
水夫
(
すゐふ
)
、
火夫
(
くわふ
)
、
見張番
(
みはりばん
)
、
一同
(
いちどう
)
顏色
(
がんしよく
)
を
失
(
うしな
)
つて、
船首甲板
(
せんしゆかんぱん
)
の
方
(
かた
)
へ
走
(
はし
)
つて
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
旗艦の
後甲板
(
こうかんぱん
)
からは、勇ましい中に悲しいひびきがこもる『別れの曲』が聞えて来た。
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
秒
(
べう
)
ならず、
後甲板
(
こうかんぱん
)
は
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世