“こうかんぱん”の漢字の書き方と例文
語句割合
後甲板100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵曹姿の清少年と、紺色の水兵服セーラーをきた燁代さんは、武田博士に連れられて、まだうす暗いうちに後甲板こうかんぱんへ出た。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
さら驚愕おどろいたのは、船橋せんけう船長せんちやう後甲板こうかんぱん一等運轉手いつとううんてんしゆ二等運轉手にとううんてんしゆ三等運轉手さんとううんてんしゆ水夫すゐふ火夫くわふ見張番みはりばん一同いちどう顏色がんしよくうしなつて、船首甲板せんしゆかんぱんかたはしつてた。
旗艦の後甲板こうかんぱんからは、勇ましい中に悲しいひびきがこもる『別れの曲』が聞えて来た。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)