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彼
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こ
ふりがな文庫
“
彼
(
こ
)” の例文
がら/\/\と位牌が転がり落る騒ぎ、何うか
彼
(
こ
)
うか逃げましたが、いまだに経机の角で
向脛
(
むこうずね
)
を打った
疵
(
きず
)
は暑さ寒さには痛くってならねえ
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
すっかり忘れて居たんだ。今度は盆狂言で、名題下のこちとらも
何
(
ど
)
うやら
彼
(
こ
)
うやら好い役が附いて居るんだ、こんな折を外しちゃこちとらは一生浮ぶ瀬が無い
百唇の譜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「みどり児の
乳乞
(
ちこ
)
うがごとく、
天
(
あま
)
つ水仰ぎてぞ待つ、あしひきの山のたをりに、
彼
(
こ
)
の見ゆる
天
(
あま
)
の白雲、
海神
(
わたつみ
)
の沖つ
宮辺
(
みやべ
)
に、立ち渡りとの
曇
(
ぐも
)
り合ひて、雨も賜はね」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
拙者
(
てまえ
)
も当地へ来て何うやら斯うやら
彼
(
こ
)
うやって、
家
(
うち
)
を持って、
聊
(
いさゝ
)
か田畑を持つ様になって村方でも何うか
居
(
お
)
り着いて呉れと云うのだが、永住致すには
妻
(
さい
)
がなけりア成らぬが
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
心持髷を直して、芳年の手拭を取上げて
冠
(
かぶ
)
ると、
何
(
ど
)
うやら
彼
(
こ
)
うやら町人らしくなります。
芳年写生帖
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
少年は大分応接間の空気に慣れて、
何
(
ど
)
うやら
彼
(
こ
)
うやら、これだけの事を報告しました。
流行作家の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
清「いや然うは
往
(
よ
)
きませぬ、
何
(
ど
)
うでも
彼
(
こ
)
うでも落合まで
未
(
ま
)
だ日も高いから
行
(
よ
)
こ積りで」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「どうも
彼
(
こ
)
うも無い、この楽譜を持って、警察へ訴えるばかりだ」
死の舞踏
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“彼”の意味
《代名詞》
(か:古語) 遠称。あれ、あちら、あの。
(かれ)三人称。
《名詞》
(かれ)ボーイフレンド又は男性の恋人。
(出典:Wiktionary)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
“彼”を含む語句
彼方
彼女
彼処
彼方此方
彼地
彼奴
彼様
彼岸
彼家
彼処此処
彼處
彼此
彼得
彼等
彼奴等
彼樣
彼是
誰彼
彼所
彼男
...