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常態
ふりがな文庫
“常態”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょうたい
40.0%
つね
20.0%
ノルマル
20.0%
じやうたい
10.0%
ノウマル
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうたい
(逆引き)
「いや、ありがとう。持病というものは、ご推察をいただくほど、当人はさして苦痛でもありません。それが
常態
(
じょうたい
)
になっておりますから」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
常態(じょうたい)の例文をもっと
(4作品)
見る
つね
(逆引き)
取次いでも
無益
(
むやく
)
なれば我が計ふて得させんと、甘く
遇
(
あしら
)
へば附上る言分、最早何も彼も聞いてやらぬ、帰れ帰れ、と小人の
常態
(
つね
)
とて語気たちまち
粗暴
(
あら
)
くなり
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
常態(つね)の例文をもっと
(2作品)
見る
ノルマル
(逆引き)
どうも
常態
(
ノルマル
)
でないようだわ。こんな非常識なひとのいうことにムキになったりしたら、それこそ、こっちがやりきれないことになる。
キャラコさん:03 蘆と木笛
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
常態(ノルマル)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
じやうたい
(逆引き)
のみならず、
斯
(
こ
)
んな
人
(
ひと
)
の
常態
(
じやうたい
)
として、
紙入
(
かみいれ
)
の
底
(
そこ
)
が
大抵
(
たいてい
)
の
場合
(
ばあひ
)
には、
輕擧
(
けいきよ
)
を
戒
(
いまし
)
める
程度内
(
ていどない
)
に
膨
(
ふく
)
らんでゐるので、
億劫
(
おくくふ
)
な
工夫
(
くふう
)
を
凝
(
こら
)
すよりも、
懷手
(
ふところで
)
をして、ぶらりと
家
(
うち
)
へ
歸
(
かへ
)
る
方
(
はう
)
が、つい
樂
(
らく
)
になる。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
常態(じやうたい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ノウマル
(逆引き)
実際、メリイ・セレスト号上の生活は、或る瞬間まで、幸福に、そして
常態
(
ノウマル
)
に続けられて来て、其の或る瞬間、突如として乗組員の全部が姿を消したものとしか考えられないのだ。
海妖
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
常態(ノウマル)の例文をもっと
(1作品)
見る
“常態”の意味
《名詞》
常 態(じょうたい)
混乱などが起こる前の平常のありさま。
(出典:Wiktionary)
“常態”の解説
常態(じょうたい)とは平常・正常の状態を意味する。「状態」(同音異義語)とは意味が異なる。
(出典:Wikipedia)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“常”で始まる語句
常
常陸
常磐木
常世
常磐津
常夏
常套
常磐
常談
常闇
“常態”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
牧逸馬
幸田露伴
久生十蘭
夏目漱石
江戸川乱歩
吉川英治