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如法
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によほふ
ふりがな文庫
“
如法
(
によほふ
)” の例文
が、
事
(
こと
)
もおろかや
如法
(
によほふ
)
の
荒海
(
あらうみ
)
、
剩
(
あまつさ
)
へ
北國日和
(
ほくこくびより
)
と、
諺
(
ことわざ
)
にさへ
言
(
い
)
ふのだから、
浪
(
なみ
)
はいつも
穩
(
おだや
)
かでない。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
車上
(
しやじやう
)
の
人
(
ひと
)
は
肩掛
(
かたかけ
)
深
(
ふか
)
く
引
(
ひき
)
あげて
人目
(
ひとめ
)
に
見
(
み
)
ゆるは
頭巾
(
づきん
)
の
色
(
いろ
)
と
肩掛
(
かたかけ
)
の
派手模樣
(
はでもやう
)
のみ、
車
(
くるま
)
は
如法
(
によほふ
)
の
破
(
や
)
れ
車
(
ぐるま
)
なり
母衣
(
ほろ
)
は
雪
(
ゆき
)
を
防
(
ふせ
)
ぐに
足
(
た
)
らねば、
洋傘
(
かうもり
)
に
辛
(
から
)
く
前面
(
ぜんめん
)
を
掩
(
おほ
)
ひて
行
(
ゆ
)
くこと
幾町
(
いくちやう
)
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
如法
(
によほふ
)
これ等の輩に向ひては、應用評判を
斥
(
しりぞ
)
けて、純粹評判を勸むる逍遙子が言、大に開發の功を秦するなるべし。然はあれど必ず用を問はじといふも科學的手段を講ずるものゝ迷ならまし。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
そそりたつ此大都會、
如法
(
によほふ
)
、
樂欲
(
げうよく
)
と
光華
(
くわうくわ
)
と
游狎
(
いうかふ
)
となり。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
如法
(
によほふ
)
の闇の寂しさを
耀
(
かがや
)
き映す
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
▼ もっと見る
一人は
如法
(
によほふ
)
の變屈ものにて一日部屋の中にまぢ/\と陰氣らしき
生
(
むま
)
れなれど、姉のお花は皮薄の二重
腮
(
あご
)
かわゆらしく出來たる子なれば、美人といふにはあらねども年頃といひ人の評判もよく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“如法”で始まる語句
如法闇夜
如法寺
如法寺村
如法暗夜
如法玩弄
如法堂
如法経
如法寺山
如法長夜