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士君子
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しくんし
ふりがな文庫
“
士君子
(
しくんし
)” の例文
故に世上
有志
(
ゆうし
)
の
士君子
(
しくんし
)
が、その郷里の事態を
憂
(
うれえ
)
てこれが処置を
工夫
(
くふう
)
するときに当り、この小冊子もまた、或は考案の一助たるべし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ケダシ
士君子
(
しくんし
)
万巻
(
ばんかん
)
ヲ読破スルモマタ
須
(
すべか
)
ラク廟堂ニ登リ
山川
(
さんせん
)
ヲ
看
(
み
)
交
(
まじわり
)
ヲ
海内
(
かいだい
)
名流ニ結ブベシ。然ル後
気局
(
ききょく
)
見解自然ニ
濶大
(
かつだい
)
ス、良友ノ
琢磨
(
たくま
)
ハ自然ニ
精進
(
せいしん
)
ス。
小説作法
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
法に従って彼らを
罰
(
ばっ
)
せんか、
惜
(
おし
)
むらくは彼らの中には有名の
士君子
(
しくんし
)
が多く、かつこれらの人は
日
(
ひ
)
ごろ社会百般の事柄に力を尽し、世間の信用と敬愛とを受けている。法に従い罰するに
忍
(
しの
)
びぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
但しこれは非常に甘美なもので、高級な
士君子
(
しくんし
)
のものではない。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
「それが甚だ具合が悪いんだ。
士君子
(
しくんし
)
として云い
悪
(
にく
)
いんだ」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
或は
経史
(
けいし
)
を読み或は兵書を講じ、
騎馬
(
きば
)
槍剣
(
そうけん
)
、いずれもその時代に
高尚
(
こうしょう
)
と
名
(
なづく
)
る学芸に従事するが故に、
自
(
おのず
)
から品行も高尚にして
賤
(
いや
)
しからず、
士君子
(
しくんし
)
として
風致
(
ふうち
)
の
観
(
み
)
るべきもの多し。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ことさらに藩地徳望の
士君子
(
しくんし
)
に求め、その
共
(
とも
)
に尽力して学校を
盛
(
さかん
)
にせんことを願うなり。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“士”で始まる語句
士
士官
士卒
士族
士分
士人
士気
士元
士大夫
士官次室