“経史”の読み方と例文
読み方割合
けいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若年のうちに既に幕府の医官西玄哲にしげんてつの門に入って外科を修め、また宮瀬龍門みやせりゅうもんという人から経史けいしを学び、すぐれた才能を示したのでした。
杉田玄白 (新字新仮名) / 石原純(著)
成善は経史けいし兼松石居かねまつせききょに学んだ。江戸で海保竹逕かいほちくけいの塾を辞して、弘前で石居の門をたたいたのである。石居は当時既に蟄居ちっきょゆるされていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
儒者が経史けいしの講釈しても聴聞しようと云う者もなく、漢学書生を見れば唯可笑おかしく思うのみ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)