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きやうち
ふりがな文庫
“
境地
(
きやうち
)” の例文
もし
昔
(
むかし
)
から
世俗
(
せぞく
)
で
云
(
い
)
ふ
通
(
とほ
)
り
安心
(
あんじん
)
とか
立命
(
りつめい
)
とかいふ
境地
(
きやうち
)
に、
坐禪
(
ざぜん
)
の
力
(
ちから
)
で
達
(
たつ
)
する
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
るならば、
十日
(
とをか
)
や
二十日
(
はつか
)
役所
(
やくしよ
)
を
休
(
やす
)
んでも
構
(
かま
)
はないから
遣
(
や
)
つて
見
(
み
)
たいと
思
(
おも
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そして、
近頃
(
ちかごろ
)
はだいぶ
技法
(
ぎはふ
)
にも
自信
(
じしん
)
を
得
(
え
)
て
來
(
き
)
たが、
運
(
うん
)
に
左右
(
さいう
)
されてしまふ
或
(
あ
)
る
境地
(
きやうち
)
だけはどうにも
仕方
(
しかた
)
がなく、
時
(
とき
)
にあまりに
衰運
(
すゐうん
)
に
沈湎
(
ちんめん
)
させられると、ちよつと
麻雀
(
マアジヤン
)
にも
嫌厭
(
げんえん
)
たるものを
感
(
かん
)
じる。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
“境地”の意味
《名詞》
境 地(きょうち)
その人の置かれている立場。
あることを経験して得られた心の状態。
場所。領域。
(出典:Wiktionary)
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“境”で始まる語句
境内
境
境界
境遇
境涯
境目
境川
境木峠
境論
境木