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城主
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じょうしゅ
ふりがな文庫
“
城主
(
じょうしゅ
)” の例文
あくる朝、
若者
(
わかもの
)
がかすり
傷
(
きず
)
ひとつうけずに、元気なすがたをあらわしたときには、だれもかれもびっくりしました。若者は
城主
(
じょうしゅ
)
にむかっていいました。
三つのことば
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「真田源次郎どのとおおせあると、
上田
(
うえだ
)
の
城主
(
じょうしゅ
)
真田昌幸
(
さなだまさゆき
)
どののご一
子
(
し
)
、秀吉公の手もとで
養
(
やしな
)
われているとうわさにききましたが、その源次郎どのでござるか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで、灰色ネズミ軍は、ご
城主
(
じょうしゅ
)
の大きな
宴会場
(
えんかいじょう
)
のあった三階へと押し進みました。そこは、さむざむとして、がらんとしていました。古い家にはこうした
部屋
(
へや
)
がよくあるものです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
私
(
わたくし
)
は——
実
(
じつ
)
は
相州
(
そうしゅう
)
荒井
(
あらい
)
の
城主
(
じょうしゅ
)
三浦道寸
(
みうらどうすん
)
の
息
(
そく
)
、
荒次郎
(
あらじろう
)
義光
(
よしみつ
)
と
申
(
もう
)
す
者
(
もの
)
の
妻
(
つま
)
だったものにございます。
現世
(
げんせ
)
の
呼名
(
よびな
)
は
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
——
時代
(
じだい
)
は
足利時代
(
あしかがじだい
)
の
末期
(
まっき
)
——
今
(
いま
)
から
約
(
やく
)
四百
余年
(
よねん
)
の
昔
(
むかし
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その
方
(
ほう
)
をりっぱな
侍
(
さむらい
)
に取り立ててやりたいと、
城主
(
じょうしゅ
)
周防守
(
すおうのかみ
)
さまとそうだんしてまいったのだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
城主
(
じょうしゅ
)
は、
若者
(
わかもの
)
がこのことをうまくやりとげたら、じぶんのむすこにしようといいました。
三つのことば
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
徳川家
(
とくがわけ
)
の
重臣
(
じゅうしん
)
、
甲州
(
こうしゅう
)
躑躅
(
つつじ
)
ヶ
崎
(
さき
)
の
城主
(
じょうしゅ
)
、大講会総奉行、それらの
肩書
(
かたがき
)
を
威光
(
いこう
)
にきている長安は
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、そのお
城
(
しろ
)
の
城主
(
じょうしゅ
)
がいいました。
三つのことば
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“城主”の意味
《名詞》
城主(じょうしゅ)
(古代・中世) 城の防衛と駐屯する兵士の指揮権を委ねられた者。
(中世・近世) 城を所有する者。この場合、1を指す言葉は城代。
(出典:Wiktionary)
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“城主”で始まる語句
城主格