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哄
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どツ
ふりがな文庫
“
哄
(
どツ
)” の例文
此
(
こ
)
の
折
(
をり
)
から
聞
(
きこ
)
えはじめたのは
哄
(
どツ
)
といふ
山彦
(
やまひこ
)
に
伝
(
つた
)
はる
響
(
ひゞき
)
、
丁度
(
ちやうど
)
山
(
やま
)
の
奥
(
おく
)
に
風
(
かぜ
)
が
渦巻
(
うづま
)
いて
其処
(
そこ
)
から
吹起
(
ふきおこ
)
る
穴
(
あな
)
があいたやうに
感
(
かん
)
じられる。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
真中
(
まんなか
)
に
先
(
ま
)
づ
鰐鮫
(
わにざめ
)
が
口
(
くち
)
をあいたやうな
尖
(
さき
)
のとがつた
黒
(
くろ
)
い
大巌
(
おほいは
)
が
突出
(
つきで
)
て
居
(
ゐ
)
ると、
上
(
うへ
)
から
流
(
なが
)
れて
来
(
く
)
る
颯
(
さツ
)
と
瀬
(
せ
)
の
早
(
はや
)
い
谷川
(
たにがは
)
が、
之
(
これ
)
に
当
(
あた
)
つて
両
(
ふたつ
)
に
岐
(
わか
)
れて、
凡
(
およ
)
そ四
丈
(
ぢやう
)
ばかりの
瀧
(
たき
)
になつて
哄
(
どツ
)
と
落
(
お
)
ちて
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
哄
漢検1級
部首:⼝
9画
“哄”を含む語句
哄笑
哄然
哄々
哄笑裡
哄騙