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山彦
ふりがな文庫
“山彦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やまびこ
72.2%
こだま
22.2%
やまひこ
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまびこ
(逆引き)
「私が行って人を起こそう。手をたたくと
山彦
(
やまびこ
)
がしてうるさくてならない。しばらくの間ここへ寄っていてくれ」
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
山彦(やまびこ)の例文をもっと
(13作品)
見る
こだま
(逆引き)
この折から聞えはじめたのはどっという
山彦
(
こだま
)
に伝わる
響
(
ひびき
)
、ちょうど山の奥に風が
渦巻
(
うづま
)
いてそこから
吹起
(
ふきおこ
)
る穴があいたように感じられる。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
山彦(こだま)の例文をもっと
(4作品)
見る
やまひこ
(逆引き)
此
(
こ
)
の
折
(
をり
)
から
聞
(
きこ
)
えはじめたのは
哄
(
どツ
)
といふ
山彦
(
やまひこ
)
に
伝
(
つた
)
はる
響
(
ひゞき
)
、
丁度
(
ちやうど
)
山
(
やま
)
の
奥
(
おく
)
に
風
(
かぜ
)
が
渦巻
(
うづま
)
いて
其処
(
そこ
)
から
吹起
(
ふきおこ
)
る
穴
(
あな
)
があいたやうに
感
(
かん
)
じられる。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
山彦(やまひこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“山彦”の解説
山彦(やまびこ)は、日本の妖怪。各地に伝わるが、多くは山の神やその眷属の性格を持っている。
山や谷の斜面に向かって音を発したとき、それが反響して遅れて返って来る現象を、山彦が応えた声、あるいは山彦が引き起こした現象と考え「山彦」と呼ぶ。また、樹木の霊「木霊(木魂)」が応えた声と考え「木霊(こだま)」とも呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
彦
漢検準1級
部首:⼺
9画
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