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可
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べし
聞き三吉然らば御
歸迄
相待申
可と言て上り
込一向
動かぬ故小兵衞も是非なく密と
勝手の方より出て
表へ廻り只今歸りし
體にて三吉を
近習番木村丈八事、やがて其地に立寄り申す
可に
付、領内にて相待ち、同道にて帰府のほう都合
宜しかる
可——という指令なのであった。
示し其より江戸表へ下る
可と
相談一決せしが未だ御家來不足なり大坂にて
召抱んと夫々へ申付此度
新規に抱たる者共には
御通じ
下さる
可とお頼み申せしが今に
知ず餘り雲を
掴む
樣成御頼み事
也とて
呵々と笑ふを忠八は
倩々聞て何やら其樣子は友次郎御夫婦に
似て其上印籠を