“内情”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ないじょう25.0%
いきさつ25.0%
うちわ25.0%
ないじやう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見物けんぶつはそういう内情ないじょうは知らない。ただ、床几席しょうぎせきに奉行のすがたが見えたし、検証けんしょう位置いち鐘巻一火かねまきいっかがひかえたので
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「へええ。そんな内情いきさつがあるんですかい。わたしはちっとも知らなかった」と、半七はみかけていた煙管きせるをぽんと叩いた。
半七捕物帳:03 勘平の死 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「莫迦お云い。……彼奴あいつの口から新選組の内情うちわ聞いたばかりさ……池田屋の斬込へも、彼奴だけは行かせなかったよ」
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
自然しぜんかたちづくられて階級かいきふ相違さうゐいうしてものまたながあひだかれ生活せいくわつ内情ないじやう知悉ちしつしてものからはかれ同情どうじやうまなこもつられてるけれども、こせ/\とした態度たいど
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)