“其趣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのおもむ50.0%
そのおもぶ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくして各々妻にも其趣そのおもむきを云聞いひきかせ是より兩家べつしてむつましく交際つきあひけり然るに兩人の子供こども丈夫ぢやうぶ成長せいちやうなすうちはや吉三郎十三歳と成し時ちゝの茂兵衞大病たいびやうわづら種々しゆ/″\療養れうやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
問に只先生が參りしと申給へと云ば番人はかほ見合みあはせ先生と許ではなに先生せんせいなるや分り申さず御名前おなまへうけたまはりたしといふ左樣ならば方丈へ山内先生がまゐりしと申し給へとの事なれば早速さつそく其趣そのおもむきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
したゝめ吉三郎盜賊人殺しに相違さうゐなきむねうつたへんとて番頭へも其趣そのおもぶき申きけければ妻のおつたをつといさめ吉三郎は勿々なか/\然樣さやうの事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)