“療養”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうよう60.0%
れうやう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士は、姉ガ岡病院で、目の療養りょうようをしているころまでは、戸山君たち五少年が、ほんとうに心から親しめる博士だった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
官兵衛は、これから近い有馬の湯へ行って、当分、療養りょうよういたすがよい
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此家こヽにも學校がくかうにも腦病なうびやう療養れうやう歸國きこくといひて、たちいでしまヽ一月ひとつきばかりを何處いづくひそみしか、こひやつこのさても可笑をかしや、香山家かやまけ庭男にはをとこみしとは。
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
やくして各々妻にも其趣そのおもむきを云聞いひきかせ是より兩家べつしてむつましく交際つきあひけり然るに兩人の子供こども丈夫ぢやうぶ成長せいちやうなすうちはや吉三郎十三歳と成し時ちゝの茂兵衞大病たいびやうわづら種々しゆ/″\療養れうやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)