“りょうよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遼陽71.4%
療養14.3%
廖鏞4.8%
涼葉4.8%
陵陽4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武承休ぶしょうきゅう遼陽りょうようの人であった。交際が好きでともに交際をしている者は皆知名の士であった。ある夜、夢に人が来ていった。
田七郎 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
官兵衛は、これから近い有馬の湯へ行って、当分、療養りょうよういたすがよい
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
廖鏞りょうよう廖銘りょうめいは孝孺の遺骸いがいを拾いて聚宝門外しゅうほうもんがいの山上に葬りしが、二人もまた収められて戮せられ、同じ門人林嘉猷りんかゆうは、かつて燕王父子の間に反間のはかりごとしたるもの、これ亦戮せられぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
もとより孝孺の才を知り、又道衍どうえんの言をく。すなわち孝孺をゆるしてこれを用いんと欲し、待つに不死を以てす。孝孺屈せず。よって之を獄につなぎ、孝孺の弟子ていし廖鏞りょうよう廖銘りょうめいをして、利害を以て説かしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
最後に涼葉りょうよう十七句を調べてみた。「牛」が二頭いる。「草鞋わらじ」と「むしろ」と「わら」、それから少しちがった意味としても「かご」と「かご」がある。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
涼葉りょうようにしたところが何もいつまでもこの、私がかりに texture complex とでも名づけるものばかりの周囲をぐるぐる回ってばかりいたわけではないであろう。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
陵陽りょうよう朱爾旦しゅじたんあざな少明しょうめいといっていた。性質は豪放であったが、もともとぼんやりであったから、篤学の士であったけれども人に名を知られていなかった。
陸判 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)