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其儀
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そのぎ
ふりがな文庫
“
其儀
(
そのぎ
)” の例文
カピ長 いや、なう、パリスどの、
女
(
むすめ
)
は
敢
(
あへ
)
て
献
(
けん
)
じまする。
彼
(
か
)
れめは
何事
(
なにごと
)
たりとも
吾等
(
われら
)
の
意志
(
こゝろざし
)
には
背
(
そむ
)
くまいでござる、いや、
其儀
(
そのぎ
)
は
聊
(
いさゝか
)
も
疑
(
うたが
)
ひ
申
(
まう
)
さぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
『——いずれ、
其儀
(
そのぎ
)
に就ては、後より詳しく、御書面で申しまする。一刻を争って、お国表へ急ぐ途中、母上の
御棺側
(
ごかんそく
)
をも
仕
(
つかまつ
)
らず、心苦しくは存じまするが』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
も
拒
(
こば
)
み夫のみならず我に
對
(
たい
)
して不束の挨拶こそ心得ぬよし/\
其儀
(
そのぎ
)
なら
爲
(
し
)
ようこそあれと
急
(
いそ
)
ぎ我家へ
立歸
(
たちかへ
)
り
直樣
(
すぐさま
)
役所へ赴むき訴へける樣は原田兵助事此度畑より金瓶を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殺たるは
私
(
わたく
)
しにて馬士を殺し候は平四郎なりと申故シテ松葉屋へ金を預けんとせしは如何なる故ぞと有に源八
其儀
(
そのぎ
)
は私し共を
確實
(
たしか
)
に見せ置松葉屋の
案内
(
あんない
)
大方
見定
(
みさだ
)
め候間同家の金銀
奪取
(
うばひとら
)
ん爲故と金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
奪ひ取りしぞ
不屆至極
(
ふとゞきしごく
)
なり
眞直
(
まつすぐ
)
に申せと
問糺
(
とひたゞ
)
されしかば彦兵衞は意外の事に思ひ私し
儀
(
ぎ
)
日頃
(
ひごろ
)
恩
(
おん
)
を
請
(
うけ
)
候隱居を何とて手に掛け申べきや
其儀
(
そのぎ
)
は一
向
(
かう
)
覺
(
おぼ
)
え之なくと申に大岡殿
然共
(
されども
)
隱居
(
いんきよ
)
が
貯
(
たくは
)
へたる百兩の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後