“見定”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みさだ84.2%
みさだめ10.5%
みきわ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かへるにくべにはちをくはへてはうんできますが、そのちひさなかへるにくについたかみきれ行衛ゆくゑ見定みさだめるのです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ふと下から人が見て居やしまいかと思って見下した時には自分は幾十尺という空中にら下っている気持がして、もう眼がくらんで何も見定みさだめが付かなかった。今更私は後悔したけれど、仕方がない。
暗い空 (新字新仮名) / 小川未明(著)
なおよくよく見定みきわめようとした時、一人の留女が走り出て、その武士の袖を引いた。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)