“六韜三略”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りくとうさんりゃく75.0%
りくとうさんりやく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学人がくじんは、代々土着の家柄の人で、世評に聞けば、書は万巻に通じ、胸に六韜三略りくとうさんりゃくをきわめ、智は諸葛孔明しょかつこうめいに迫り、才は陳平ちんぺいにも比肩ひけんし得よう、とある。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
慶長四年(一五九九)の『孔子家語こうしけご』、『六韜三略りくとうさんりゃく』の印行を初めとして、その後連年、『貞観政要』の刊行、古書の蒐集、駿府すんぷの文庫創設、江戸城内の文庫創設
手よりは口の方上手に働かすが、このお邸の肝要ぞやと、六韜三略りくとうさんりやく無束脩むそくしゆうに皆伝せし深切を、一郎は有難しとも一礼せず。
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
さりながら論語ろんごきて梅暦むめごよみ六韜三略りくとうさんりやくとする当世たうせい若檀那わかだんな気質かたぎれとは反対うらはらにて愈々いよ/\たのもしからず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)