“学人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がくじん50.0%
がくにん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学人がくじんは、代々土着の家柄の人で、世評に聞けば、書は万巻に通じ、胸に六韜三略りくとうさんりゃくをきわめ、智は諸葛孔明しょかつこうめいに迫り、才は陳平ちんぺいにも比肩ひけんし得よう、とある。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道元はこのことを特に「この国の人」に対していう。この国の人は「真実の内徳」を知らず、外相をもって人を貴ぶ。従って無道心の学人がくにんが魔道に引き落とされやすい。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)