“三略”の読み方と例文
読み方割合
さんりゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今存している三略さんりゃく張良ちょうりょうの墓を掘って彼が黄石公こうせきこうから頂戴したものをアップしたという伝説だが、三略はそうして世に出たものではない。全く偽物だ。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
諸葛亮しょかつりょうあざな孔明こうめい、また道号を臥龍先生と称して、かみは天文に通じ、しもは地理民情をよくさとり、六韜りくとうをそらんじ、三略さんりゃくを胸にたたみ、神算鬼謀しんさんきぼう、実に、世のつねの学徒や兵家ではありません
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)