“黄石公”の読み方と例文
読み方割合
こうせきこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今存している三略さんりゃく張良ちょうりょうの墓を掘って彼が黄石公こうせきこうから頂戴したものをアップしたという伝説だが、三略はそうして世に出たものではない。全く偽物だ。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
いわゆる黄石公こうせきこうである。張良は漢をたすけて功成るの後、穀城山下に於いて果たして黄石を発見した。
つまり、張良ちょうりょう黄石公こうせきこうより兵書を授かりし話と同一類であるから、信ずることはできぬ。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)