“岡本黄石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかもとこうせき50.0%
をかもとくわうせき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天保十四年癸卯きぼう五月四日大沼枕山は岡本黄石おかもとこうせきに招かれて湯島ゆしまの松琴楼に飲んだ。黄石名は迪、字は吉甫、通称を半介という。井伊掃部頭直亮いいかもんのかみなおあきの家に仕えた老臣で、詩を星巌に学んでいた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
第二の「井伊直弼篇」も「井伊大老は開国論者に非ずといふに就いて」、「岡本黄石をかもとくわうせき」、「長野主膳ながのしゆぜん」の三篇の論文を寄せ集めた、たとへば「井伊直弼伝」と云ふ計画中の都市の一部分である。
大久保湖州 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)