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八丈
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はちぢやう
ふりがな文庫
“
八丈
(
はちぢやう
)” の例文
三枚襲
(
さんまいがさね
)
の時は
衣地
(
きぬぢ
)
何
(
なに
)
にても三枚皆整ふべきを用ふ。たゞの下着は、
八丈
(
はちぢやう
)
、
糸織
(
いとおり
)
、
更紗縮緬
(
さらさちりめん
)
お召等、人々の好みに因る、裏は
本緋
(
ほんひ
)
、
新緋
(
しんひ
)
等なり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
仕立
(
したて
)
かけの
縫物
(
ぬひもの
)
に
針
(
はり
)
どめして
立
(
た
)
つは
年頃
(
としごろ
)
二十餘
(
はたちあま
)
りの
意氣
(
いき
)
な
女
(
をんな
)
、
多
(
おほ
)
い
髮
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
を
忙
(
いそが
)
しい
折
(
をり
)
からとて
結
(
むす
)
び
髮
(
がみ
)
にして、
少
(
すこ
)
し
長
(
なが
)
めな
八丈
(
はちぢやう
)
の
前
(
まへ
)
だれ、お
召
(
めし
)
の
臺
(
だい
)
なしな
半天
(
はんてん
)
を
着
(
き
)
て
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
身
(
み
)
の
丈
(
たけ
)
六尺余の大男で、
羅紗
(
らしや
)
の黒羽織の下には、
黒羽二重
(
くろはぶたへ
)
紅裏
(
べにうら
)
の
小袖
(
こそで
)
、
八丈
(
はちぢやう
)
の
下着
(
したぎ
)
を着て、
裾
(
すそ
)
をからげ、
袴
(
はかま
)
も
股引
(
もゝひき
)
も着ずに、
素足
(
すあし
)
に
草鞋
(
わらぢ
)
を
穿
(
は
)
いて、立派な
拵
(
こしらへ
)
の
大小
(
だいせう
)
を帯びてゐる。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“八丈(八丈(海防艦))”の解説
八丈(はちじょう/はちぢゃう)は、日本海軍の海防艦。艦名は東京都にある八丈島にちなむ。
(出典:Wikipedia)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
“八丈”で始まる語句
八丈島
八丈柄
八丈絹
八丈縞