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八丈
ふりがな文庫
“八丈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はちじょう
72.7%
はちぢやう
27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はちじょう
(逆引き)
達弁にまくし立てるお染の蔭から、高貴な感じのするほど美しいお雛が、
八丈
(
はちじょう
)
の
袂
(
たもと
)
を
爪繰
(
つまぐ
)
るように、おどおどした顔で平次を見守ります。
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
あらい
八丈
(
はちじょう
)
の羽織を長く着て、
素足
(
すあし
)
を
爪皮
(
つまかわ
)
のなかへさし込んで立った姿を、下宿の二階窓から書生が顔を二つ出して評している。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
八丈(はちじょう)の例文をもっと
(8作品)
見る
はちぢやう
(逆引き)
三枚襲
(
さんまいがさね
)
の時は
衣地
(
きぬぢ
)
何
(
なに
)
にても三枚皆整ふべきを用ふ。たゞの下着は、
八丈
(
はちぢやう
)
、
糸織
(
いとおり
)
、
更紗縮緬
(
さらさちりめん
)
お召等、人々の好みに因る、裏は
本緋
(
ほんひ
)
、
新緋
(
しんひ
)
等なり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
仕立
(
したて
)
かけの
縫物
(
ぬひもの
)
に
針
(
はり
)
どめして
立
(
た
)
つは
年頃
(
としごろ
)
二十餘
(
はたちあま
)
りの
意氣
(
いき
)
な
女
(
をんな
)
、
多
(
おほ
)
い
髮
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
を
忙
(
いそが
)
しい
折
(
をり
)
からとて
結
(
むす
)
び
髮
(
がみ
)
にして、
少
(
すこ
)
し
長
(
なが
)
めな
八丈
(
はちぢやう
)
の
前
(
まへ
)
だれ、お
召
(
めし
)
の
臺
(
だい
)
なしな
半天
(
はんてん
)
を
着
(
き
)
て
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
八丈(はちぢやう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“八丈(八丈(海防艦))”の解説
八丈(はちじょう/はちぢゃう)は、日本海軍の海防艦。艦名は東京都にある八丈島にちなむ。
(出典:Wikipedia)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
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八丈絹
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“八丈”のふりがなが多い著者
柳宗悦
三遊亭円朝
樋口一葉
柳田国男
夏目漱石
森鴎外
永井荷風
泉鏡花
野村胡堂