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僂麻質斯
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レウマチス
ふりがな文庫
“
僂麻質斯
(
レウマチス
)” の例文
モウ四月になったら外に出て歩くようになり、その
間
(
あいだ
)
に兄は
僂麻質斯
(
レウマチス
)
を
煩
(
わずらっ
)
て
居
(
お
)
り、私は熱病の大病後である、
如何
(
どう
)
にも始末が付かない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
彼
(
かれ
)
が
惱
(
なや
)
まされた
僂麻質斯
(
レウマチス
)
は
病氣
(
びやうき
)
の
性質
(
せいしつ
)
として
彼
(
かれ
)
の
頑丈
(
ぐわんぢやう
)
な
身體
(
からだ
)
から
其
(
そ
)
の
生命
(
せいめい
)
を
奪
(
うば
)
ひ
去
(
さ
)
るまでに
力
(
ちから
)
を
逞
(
たくま
)
しくすることはなく
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『もうわたし同様おばあさんでございますよ。ごらんなさい、片方の足は
僂麻質斯
(
レウマチス
)
であんなでございますよ』
日本媼
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
種々
(
いろ/\
)
な
状態
(
じやうたい
)
が
明瞭
(
はつきり
)
と
目先
(
めさき
)
にちらついてしみ/″\と
悲
(
かな
)
しい
樣
(
やう
)
に
成
(
な
)
つて
見
(
み
)
たりして
猶更
(
なほさら
)
に
僂麻質斯
(
レウマチス
)
の
疼痛
(
いたみ
)
がぢり/\と
自分
(
じぶん
)
の
身體
(
からだ
)
を
引緊
(
ひきし
)
めて
畢
(
しま
)
ふ
樣
(
やう
)
にも
感
(
かん
)
ぜられた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
恁
(
か
)
うして
凝然
(
ぢつ
)
として
居
(
ゐ
)
ることをも
勘次
(
かんじ
)
は
僂麻質斯
(
レウマチス
)
が
惱
(
なや
)
まして
居
(
ゐ
)
るのだとは
知
(
し
)
らないで、
寧
(
むし
)
ろ
老人
(
らうじん
)
に
通有
(
つういう
)
な
倦怠
(
けんたい
)
に
伴
(
ともな
)
ふ
睡眠
(
すゐみん
)
を
貪
(
むさぼ
)
つて
居
(
ゐ
)
るのだらう
位
(
ぐらゐ
)
に
見
(
み
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
僂
漢検1級
部首:⼈
13画
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
“僂麻質”で始まる語句
僂麻質
僂麻質私