トップ
>
假令
>
よしや
ふりがな文庫
“
假令
(
よしや
)” の例文
新字:
仮令
見捨て逃出したる嫁に離縁状は
遣
(
やら
)
れぬと主人も申
聞
(
きけ
)
られ
殊
(
こと
)
に今日は
兩旦那
(
りやうだんな
)
とも
留守
(
るす
)
ではあるし
假令
(
よしや
)
又
(
また
)
内
(
うち
)
に御出なされて御
咄
(
はな
)
し申た所が
親
(
おや
)
夫
(
をつと
)
に暇を呉た女へ
直
(
すぐ
)
素直
(
すなほ
)
に離縁状を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
假令
(
よしや
)
われ男に生るとも、抱かば折るべき女には
懸想
(
けさう
)
せざるべしといへり。われは覺えず失笑せり。想ふにサンタは話の理に墜つるを嫌ふ性なれば、始より我を失笑せしめんとて此説をなしゝならんか。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
なすか又は
家尻
(
やじり
)
にても切しならん
渠
(
かれ
)
は元浪人者だと云から
表向
(
おもてむき
)
は一文貰ひ
内職
(
ないしよく
)
には
押込
(
おしこみ
)
夜盜
(
よたう
)
をするに相違なし
兎角
(
とかく
)
然樣
(
さう
)
なければ金の出來る
筈
(
はず
)
はなし
假令
(
よしや
)
然樣なくとも我が
胸算
(
むなさん
)
の相違なれば
奴
(
きやつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
報
(
むく
)
はんと
故意々々
(
わざ/\
)
遣
(
つか
)
はされたる此金なれば
假令
(
よしや
)
其儘
(
そのまゝ
)
御受取なされたとて何の不義理が
有
(
ある
)
べきぞ殊に今日も今日とて表の
質屋
(
しちや
)
よりは度々の
催促
(
さいそく
)
若
(
もし
)
や流れに出る時は
僅
(
わづか
)
十二三兩の金子にて大切の
大小
(
だいせう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
假
部首:⼈
11画
令
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“假”で始まる語句
假
假初
假面
假名
假借
假聲
假寢
假病
假牢
假名文字