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会
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お
ふりがな文庫
“
会
(
お
)” の例文
旧字:
會
養子だけが
会
(
お
)
うてくれた。たくさんとは言いませんがと畳に頭をすりつけたが、話にならなかった。
自業自得
(
じごうじとく
)
、そんな言葉も彼は
吐
(
は
)
いた。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「欣しや、やっと
巡
(
めぐ
)
り
会
(
お
)
うたぞやい。これも、つい先のころ、住吉の浦で不慮の死を遂げなされた
権
(
ごん
)
叔父の霊のひきあわせでがなあろう」
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「入院したのは、はじめのことじゃ。もう
退院
(
たいいん
)
したんど。うちのお
父
(
とっ
)
つぁん、
昨日
(
きのう
)
道で先生に
会
(
お
)
うたいよったもん」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
その自分に
対
(
たい
)
して、
去年
(
きょねん
)
会
(
お
)
うたときには、
某牛舎
(
ぼうぎゅうしゃ
)
に
寝
(
ね
)
ておって、うん
安藤
(
あんどう
)
かといったきり、おきもしなかった。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「毎日
文
(
ふみ
)
を書いたり、たまにはいろ男にも
会
(
お
)
うたりせねばならんゆえ、それが忙しいか」
山県有朋の靴
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
▼ もっと見る
辛い目に
会
(
お
)
うたことのない人は無遠慮である。心に傷のない人は鈍感である。自分が鈍感だから、敏感な人がそばにいることに気がつかない。そうして無邪気に他の人の心の傷に触る。
この子を残して
(新字新仮名)
/
永井隆
(著)
「人が
災難
(
さいなん
)
に
会
(
お
)
うたのが、そんなおかしいんですか。うちのお父さんは屋根から落ちましたが、それもおかしいでしょう。みんごと
大
(
たい
)
した
怪我
(
けが
)
は、しませなんだけんど、大怪我でもしたら、なお、おかしいでしょう」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
かねがね、惣左どのに仰せくだされて、こよい来い、
会
(
お
)
うてやるとの、老公さまのおことばに甘え、お約束の頃おいと、参じました者でございまする。——
白石
(
しらいし
)
の後家、雪乃とおつたえ下さればわかりましょう。よろしゅうお取りつぎを
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“会”の意味
《名詞》
(カイ)一定の目的をもって人が集まること。会合、集会。
(カイ)一定の目的をもって組織された集団。会派。
(出典:Wiktionary)
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“会”を含む語句
機会
出会
立会
都会
会話
宴会
教会
社会
夜会服
会合
会得
集会
会釈
附会
会堂
茶会
密会
会場
会議
黙会
...