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会得
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ゑとく
ふりがな文庫
“
会得
(
ゑとく
)” の例文
旧字:
會得
訳者は只此短篇を
会得
(
ゑとく
)
し易くしようと思つて、特に読者のために、篇中に出してある人物を表裏二様に分けて列記して置いた丈の事である。
フロルスと賊と
(新字旧仮名)
/
ミカイル・アレクセーヴィチ・クスミン
(著)
ことによると
末世
(
まつせ
)
の我々には、
死身
(
しにみ
)
に思ひを
潜
(
ひそ
)
めた
後
(
のち
)
でも、まだ
会得
(
ゑとく
)
されない芭蕉の偉さが残つてゐるかも知れぬ位だ。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何
(
なに
)
しろ
山霊
(
さんれい
)
感応
(
かんおう
)
あつたか、
蛇
(
へび
)
は
見
(
み
)
えなくなり
暑
(
あつ
)
さも
凌
(
しの
)
ぎよくなつたので
気
(
き
)
も
勇
(
いさ
)
み
足
(
あし
)
も
捗取
(
はかど
)
つたが
程
(
ほど
)
なく
急
(
きふ
)
に
風
(
かぜ
)
が
冷
(
つめ
)
たくなつた
理由
(
りいう
)
を
会得
(
ゑとく
)
することが
出来
(
でき
)
た。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
けれども、
其
(
それ
)
は
神
(
かみ
)
の
斧
(
をの
)
の、
微妙
(
いみじ
)
き
製作
(
せいさく
)
を
会得
(
ゑとく
)
した
嬉
(
うれ
)
しさではなかつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“会得”の意味
《名詞》
会 得(えとく)
あることの意味や内容を理解し、自分のものとすること。
(出典:Wiktionary)
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
“会”で始まる語句
会釈
会
会津
会話
会社
会稽
会式
会心
会合
会下山