トップ
>
死身
ふりがな文庫
“死身”の読み方と例文
読み方
割合
しにみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しにみ
(逆引き)
ことによると
末世
(
まつせ
)
の我々には、
死身
(
しにみ
)
に思ひを
潜
(
ひそ
)
めた
後
(
のち
)
でも、まだ
会得
(
ゑとく
)
されない芭蕉の偉さが残つてゐるかも知れぬ位だ。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
女に
痴呆
(
ほう
)
けたために前後を忘れていたに過ぎないので、こうして本気になって、女にも酒にも眼を
呉
(
く
)
れず、絶体絶命の
死身
(
しにみ
)
になって稼ぎはじめると
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
引摺廻されたり、
羅宇
(
らう
)
のポッキリ折れたまで、そないに打擲されやして、
死身
(
しにみ
)
になって堪えなはったも、誰にした辛抱でもない、皆、美津さんのためやろな。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
死身(しにみ)の例文をもっと
(13作品)
見る
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別
検索の候補
不死身
不死身扮装
慈善書生半死身
身死
“死身”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
三遊亭円朝
林不忘
吉川英治
夢野久作
泉鏡花
芥川竜之介