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中六番町
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なかろくばんちやう
ふりがな文庫
“
中六番町
(
なかろくばんちやう
)” の例文
……
手
(
て
)
のまだ
離
(
はな
)
れない
中
(
うち
)
に、さしわたし
一町
(
いつちやう
)
とは
離
(
はな
)
れない
中六番町
(
なかろくばんちやう
)
から
黒煙
(
くろけむり
)
を
揚
(
あ
)
げたのがはじまりである。——
同時
(
どうじ
)
に、
警鐘
(
けいしよう
)
を
亂打
(
らんだ
)
した。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「おい、
佐伯
(
さへき
)
のうちは
中六番町
(
なかろくばんちやう
)
何番地
(
なんばんち
)
だつたかね」と
襖越
(
ふすまごし
)
に
細君
(
さいくん
)
に
聞
(
き
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
……
地震
(
ぢしん
)
とともに
燒出
(
やけだ
)
した
中六番町
(
なかろくばんちやう
)
の
火
(
ひ
)
が……いま
言
(
い
)
つた、
三日
(
みつか
)
の
眞夜中
(
まよなか
)
に
及
(
およ
)
んで、
約
(
やく
)
二十六時間
(
にじふろくじかん
)
。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
早
(
はや
)
いもので、
先
(
せん
)
に
彼處
(
あすこ
)
に
家
(
いへ
)
の
建續
(
たてつゞ
)
いて
居
(
ゐ
)
た
事
(
こと
)
は
私
(
わたし
)
たちでも
最
(
も
)
う
忘
(
わす
)
れて
居
(
ゐ
)
る、
中六番町
(
なかろくばんちやう
)
の
通
(
とほ
)
り
市
(
いち
)
ヶ
谷
(
や
)
見附
(
みつけ
)
まで
眞直
(
まつすぐ
)
に
貫
(
つらぬ
)
いた
廣
(
ひろ
)
い
坂
(
さか
)
は、
昔
(
むかし
)
ながらの
帶坂
(
おびざか
)
と、
三年坂
(
さんねんざか
)
の
間
(
あひだ
)
にあつて
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
番
常用漢字
小2
部首:⽥
12画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“中六”で始まる語句
中六